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放送大学のテキストで『竹取物語』のすばらしさを確認!~モレスキン『竹取物語』ノートを取りながら

モレスキンでは、スタジオジブリのスペシャルエディション『かぐや姫の物語』ノートブックを作ったとのこと。

2013年12月13日モレスキナリー
スタジオジブリのスペシャルエディション『かぐや姫の物語』ノートブック


実は、管理人も作っていたんですよ。
モレスキン『竹取物語』ノートを!
そもそもの発端は、
放送大学のテキスト『日本の物語文学/島内裕子』でした。
IMG_0328.jpg





管理人のノートは、ジブリの映画ノートではありません。

『竹取物語』そのもののノートです。

使ったノートは
モレスキンヴォラン ラージのブラック。
IMG_0324.jpg



このノートの発端は
放送大学のテキスト『日本の物語文学/島内裕子』です。


物語好きな管理人とって、本当に素晴らしい教材。
そのなかでも特に
『竹取物語』に心惹かれました。

第1章の物語文学へのいざない、から
『竹取物語』関連の事項をせっせとノートに書き写しました。
IMG_0326.jpg



このテキストには「そうか!」と思えることが一杯です。


たとえば「宝物」のこと

竹取物語では、宝物がまさに氾濫している。ここから、物語文学は誕生した。それは、宝物が物語にとって必要不可欠の存在だったからです。


この宝物を「如意宝」と呼ぶそうです。

物語は、人間が自らの人生に具体的な目的・目標を設定しえた瞬間に開幕する。そして自分の願いを実現してくれる如意宝を探求するプロセスが、物語のストーリーとして語られる。幸福への扉を開く鍵、そして運命を作り替える鍵、それが如意宝である。



テキストを熟読した後、
角川ソフィア文庫の『竹取物語(全)』を読み、



このノートに原文を書き加えたりしました。

右ページ:テキストからの抜き書き
左ページ:テキストの内容に該当する原文
IMG_0325.jpg



ところで、『ラテン語の世界/小林 標』中公新書に


このような記述が。

文学事典によると、それから後、9~10世紀まで、小説というジャンルは消えてしまう。その後最初に現れた小説が日本の『竹取物語』で、それを始祖として平安時代の日本でいくつか作品が書かれたあとは、『デカメロン』に代表されるイタリアのnovellaと呼ばれる作品群まで、小説というものは現れないのだそうである。


『竹取物語』って、すごい存在なんですね。


ところで物語の最後です。
かぐや姫は月の世界に帰るときに、
IMG_0327.jpg


帝に手紙と「不死の薬」を残していきます。

しかし帝は
「かぐや姫に二度と会えないのなら、
不死の薬などなんの価値もない」と嘆き、
手紙と「不死の薬」を、富士山で燃やします。

竹取物語は、永遠の命よりも「愛」を選択した帝の情熱を壮絶に描いて終幕したのである。『日本の物語文学/島内裕子』

『竹取物語』のエンディングが
こんな感動的なものだったなんて、
すっかり忘れていました。



放送大学のテキストを読み、
『竹取物語』を再読し、
モレスキン『竹取物語』ノートをとりながら、
『竹取物語』って、なんて素敵な物語なんだろう、と強く感じました。

子供の頃に読んだっきり、というのは
もったいなさすぎます。

大人にこそ、胸にしみいる物語。

ぜひとも、読み返してみてください!





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