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『先生はえらい 内田樹』~放送大学のobake学長は「謎の先生」か?

今日紹介するのは、『先生はえらい 内田樹』ちくまプリマー新書です。

私たちが、ある人を先生として尊敬するのはなぜでしょう?

それは「謎の先生」だからです。


この本を読んで、
放送大学のobake学長は、
まさに管理人にとっての「謎の先生」だと納得しました!





○「誰もが尊敬できる先生」なんて、いない


そもそも、「先生」とは何でしょう?

先生というのは、出会う以前であれば「偶然」と思えた出会いが、出会った後になったら「運命的必然」としか思えなくなるような人のことです。
これが「先生」の定義です。



「尊敬する先生」に出会えないなんて嘆いてはだめなのです。
自分で見つけなければなりません。

「誰もが尊敬できる先生」なんて存在しません。
先生はあなたが探し出すのです。自分で。足を棒にして。目を皿にして。
先生を求めて長く苦しい旅をした人間だけに、先生と出会うチャンスは訪れます。


そして、師弟関係とは誤解なのです。

恋愛が誤解に基づくように、師弟関係も本質的には誤解に基づくものです。

「この先生のこのすばらしさを知っているのは、あまたある弟子の中で私ひとりだ」という思いこみが弟子には絶対に必要です。それを私は「誤解」というふうに申し上げたわけです。



○「謎の先生」だからこそ、敬意を抱く


先生とは、ただ有益な情報を与えてくれる人のことではありません。

私たちが敬意を抱くのは、「生徒に有用な知見を伝えてくれる先生」でも「生徒の人権を尊重する先生」でも「政治的に正しい意見を言う先生」でもありません。私たちが敬意を抱くのは「謎の先生」です。


「先生の中には、私には決して到達できない境位がある」ということを実感するときにのみ、弟子たちは震えるような敬意を感じます。



その先生が、何を知っているのか想像できないから、尊敬してしまうのです。

「謎の先生」はその有用性がすでにわかっている技術や知識を私たちに伝える人ではありません。彼が伝えるものの価値が私たちにすでに知られており、それに対して私たちが対価を提供しうるような教師は「謎を蔵した人」とはみなされません。
いったい何を知っているのか、想像が及ばないからこそ、尊敬してしまうのです。




○直接の知り合いでない場合も、もちろんあり

尊敬する先生が、直接の知り合いとは限りません。
テレビで見ただけ、本で読んだだけの人でも、尊敬する先生になりえます。

書物を経由しての師弟関係というのはもちろん可能ですし、TV画面を見て「この人を先生と呼ぼう」と思うことだって、あって当然です。要するに、先方が私のことを知っていようが知っていまいが、私の方に「このひとの真の価値を知っているのは私だけだ」という思い込みさえあれば、もう先生は先生であり「学び」は起動するのです。





○学ぶ人は、勝手に学ぶ

学ぶ人は、「自分が何を知らないのか」を知らないのです。
学ぶ者の定義とは、「自分は何ができないのか」、「自分は何を知らないのか」を適切に言うことができないもののことです。


学びには、送信する人と受信する人が必要です。

学びには二人の参加者が必要です。送信するものと受信するものです。そして、このドラマの主人公はあくまでも「受信者」です。先生の発信するメッセージを弟子が、「教え」であると思い込んで受信してしまうというときに学びは成立します。


先生にその気がなくても、学ぶ人は学びます。

私たちが「この先生から私はこのことを教わった」と思っていることは、実は私が「教わったと思い込んでいること」であって、先生の方にはそんなことを教える気がぜんぜんなかった、ということがあります。

弟子とは、先生の謎の解読に失敗する人なのです。

一人の師に複数の弟子がいて、弟子たちは全員が師の蔵する「謎」の解読に失敗します。失敗することが義務づけられているのです。


けれども、その失敗の仕方の独創性において、他のどの弟子によっても代替できないかけがえのない存在として、師弟関係の系譜図に名前を残すことになります。


 

弟子は勝手に学んでしまいます。

弟子は、師は私の知らないことを知っているはずだと想定したことによって、何かを(しばしば師が教えていないことを)学んでしまいます。そして、何ごとかを学び得た後になってはじめて、その学習を可能にした師の偉大さを思い知るのです。



○放送大学obake学長は、まさに「謎の先生」

「師弟関係は誤解に基づくもの」という一文は衝撃的でした。

しかし、考えてみれば、

放送大学の学長、通称、obake学長は、まさに「謎の先生」です。

ウイキペディアにのっている学長の研究分野
「専門は電子工学、特に超伝導エレクトロニクスにおけるディジタル応用、
ブレインコンピュータ、脳磁場の逆問題解析。」


・・・・・何一つ、理解できません。

なにやら難しいプロフィールは別にしても、
お仕事のほかに
登山や、スキーや、合唱や、指揮や・・・・・

どこでどうやって、あれだけこなすのか?

直接は存じ上げないし、
放送授業も、面接授業も受けたことはありません。
ビデオメッセージや会報で、お顔を拝見したことはありますが、

学長のほんもののお顔はこちら



管理人にとってのobake学長は、まさしくこのアイコンの学長なのです。

IMG_3115_20120319224655.jpg


足があるのか、ないのか、
本当に笑っているのか、
右には向けないのか、
いかにも謎のおばけですが、


いつの間にか、完全に尊敬してしまってます。

最近お忙しいようで、twitter浮遊されることがなくなり

寂しいかぎりなのですが


・・・・・・

構いません!


obake学長にその気があってもなくても、

弟子は、 勝手に学ばせていただきます~





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