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物語をつくってみた!『スーツケースのモレス君』

物語をつくりました!

つたない童話ですので、
ご興味のない方は、次のエントリー見に来てくださいね~

IMG_1910.jpg



今日@blanqさんの、 Instagramの写真を見て
霊感(?)がわきました。

IMG_1908.jpg


IMG_1909.jpg
Radio Flyerとは、アメリカではポピュラーな子供用のおもちゃです。
形は写真とおり。
子供をのせたり、おもちゃをのせたりして、運べるワゴンです。

この写真をみたら、
管理人が以前モレスキンで作ったスーツケース=『旅を夢みる人の本』を思い出して、
ストーリーが、勝手に生まれました。

すみません。@blanqさんのストーリーとは全く関連がありません。
スーツケースのお話です。

では、

『スーツケースのモレス君』

はじまり~





『スーツケースのモレス君』


僕はスーツケース。
お店の売り場に置かれてる。
お店の人からは、「モレス君」って、よばれてるんだ。
1000005358.jpg
本当は違うんだけどね。
ぼくのベルトに「MOLESKINE」て書いてあるの見えるかな?
これをみて、お店の人が間違ってモレスクンて読んだ。
で、それ以来、「モレス君」ってわけ。


ぼくは結構もてる。
女の人たちがやってきて、

「わあ、かわいい!」
「アンティークっぽくてすてきね」
とか、言ってくれる。

ところが、いざとなると連れて行ってくれない。

みんな、あいつらの方が好きなんだ。
ほら、あいつらだよ!
鞄のくせに、車みたいに、4つのタイヤをつけてる。
取っ手が長くなったり、短くなったりするやつ。

IMG_1898.jpg





そんなわけで、ぼくは結構長いこと売り場に置かれてる。
ひまだから、空想ばかりしてる。

ぼくら鞄属は、みんな旅が好きだ。
当たり前だよね。
旅するために生まれてきたんだから。


ぼくは夢見てる。


満天の星空や

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なめらかで透き通った海や

1000005444.jpg




謎めいたピラミッドを

1000005401.jpg





ある日男の人がやってきた。
僕をみて、ぼーっと突っ立ってる。

お店の人がやつぎばやに尋ねた。
「ご旅行ですか?」
「何泊されますか?」
「あちらに便利なキャリータイプもございますが?」


男の人は、はっとして、
「あ、いいです。これ、いただきます」と言って、
ぼくを持ち上げてくれたんだ!


やった、これで、旅に行ける!

その日、一緒に男の人の家に行って、
次の日には、もうぼくは、旅にでた。


でもこれは、大きな勘違いだったんだ。


その土地には、星も海もピラミッドもなかった。

男の人は、ずっと暗い顔をしてた。
周りにはたくさんの人がいたけれど、
みんな暗い顔をして、黒い服をきて、ぼそぼそしゃべるだけだった。

その土地には3日いて、ぼくたちは家へ帰った。


これは、大きな勘違いだったんだ。


男の人はめったに旅行しない人だった。

翌日、ぼくは洋服ダンスの奥に押し込められた。
洋服ダンスは毎日あけられるけど、
男の人は、ぼくには触ってもくれない。
ぼくは、眠ってばかりいた。



そうやったまま、長い長い時間がすぎた。


ある日、いつものように洋服ダンスがあけられた。

ぼくはうとうとしていた。
そしたら、いきなり、むずっとつかまれて、
外へ引っぱり出されたんだ。

それは男の人の手じゃなかった。

知らない女の人の手。
小さくて、柔らかい手。
男の人は、隣でうれしそうに笑ってた。

女の人は、ぼくのホコリをはらって、ベランダにほしてくれた。
物干しざおで揺れるのは、ちょっとかっこ悪かったけど、
それでも、すごくうれしかった。

なぜって、二人が旅行の相談をしてたからだ。

やった、今度こそ、旅に行ける!


ところが、次の日

・・・・・・

あいつらがやってきた。

車みたいに、4つのタイヤをつけてるあいつら。
ピンクとブルーのお揃いだ。
IMG_1897.jpg


やっぱりまた、勘違いだったんだ!

ぼくは、涙ぐんだ。

そして、恐れていたとおり、二人はあいつらに荷物を詰め始めた。
女の人はピンクの方に、男の人はブルーの方に。

ぼくは、部屋のすみっこにほったらかされた。
3日間。
見ているのがつらかった。
早く洋服ダンスに戻りたかった。

そして、とうとう二人が出発するという朝、

女の人はぼくを引っぱりあげて、中に何かをいれた。

小さな化粧ポーチと、薄いストール。
それだけ。

「そのスーツケース、すき間だらけじゃないか。大きい方に全部入れたら?」
「機内持ち込みにしたいのよ。それに

 ・・・・・・

 帰りには、お土産で一杯にするわよ」


ぼくも、旅にいけるんだ!


今度こそ勘違いじゃなかった!



さあ、行くよ。

満天の星空や
なめらかで透き通った海や
謎めいたピラミッドを見に。



ところで、あいつらだけど、
結構いいやつらだってことがわかった。

ほらこうやって、ぼくが上に乗っかっても、嫌な顔ひとつしないんだ。
乗り心地?
ばつぐんさ!
IMG_1899.jpg




さあ、今度こそ、行くよ!


IMG_1903.jpg


おわり


参考記事)

モレスキン リポーターで作りました。『旅を夢見る人の本』

モレスキン リポーターを使って・・・だだいま製作中



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